Armadura 呂武 1/5スケール
商品番号: yk070007
本革のもつ落ち着いた色合いと質感は、おうちのインテリアと調和し、節句人形を飾る楽しみを与えてくれます。
つや消し仕上げで和室・洋室問わず、どこでも飾り映えする一品です。
※原寸の甲冑サイズの1/5スケールで制作してあります。弊社の中では1/6スケールが最も小さいサイズです。
・札板:牛革
・威糸:牛革
・鍬形:真鍮金メッキ
・菱形屏風セット:幅36×奥行30×高さ32(cm)
【AR表示】
下記のURLをクリックすると、カメラが起動し、実際にお家に飾ったイメージをご覧いただくことができます。
実際のサイズとは少し異なってしまう場合があるため、あくまでお家に飾った雰囲気をご確認いただくためにご利用ください。
iOS版、Android版をご用意しました。
※iOS版はブラウザをSafariでご利用いただく必要がございます。
伍代のご紹介
甲冑に牛革を使う?
Armaduraの作品はどれも牛革を使って甲冑を表現しています。 通常の節句人形の鎧兜では、牛革を使った作品はまずありません。小札を作る際も和紙や金属を用いて表現しています。
ただ、実は甲冑と牛革は縁がとても深いものなのです。
平安〜鎌倉時代には、牛革を漆で固めた「小札」というパーツが全身に用いられています。鎧を一領作るのに、牛半身ぶんの革が使われたとも言われており、甲冑の製作には欠かせない技術でした。
では雄山の五月人形のどんなところに牛革が使われているのかというと、戦国武将の鎧兜を模写する際の、札板-さねいた-を表現するのに用いています。
戦国武将の鎧兜は、牛革を札板の形に抜いて穴を開け糸を通す、威-おどし-の作業を全身に施すことで全体が形作られています。
こうした技術の引き出しの多さが雄山の一番の特徴です。この牛革の技術を用いて兜飾りをアレンジできないかと企画が始まったのが、Armaduraシリーズなのです。
アンティーク調に兜をアレンジ
牛革と聞いて、最初にイメージしたのが革靴です。ヨーロッパの古い街並みの中にたたずむ、木目調のアンティークなお店のショーウィンドウに並ぶ革靴は男心をくすぐるアイテムです。ヨーロッパ調のアンティークな世界観を持った五月人形がそうした空間に並ぶところをイメージして、兜を作ってみようと製作が始まりました。
ただ牛革を使うだけでは勿体無いので、革靴でもよく用いられる経年劣化の味わいを表現するぼかしの技術を導入しました。(※コンセプトはパティーヌ製法と同じですが製法は異なります)これによってアンティークな印象がより強まります。
ヨーロッパ調に寄せたとはいえ、どこか日本らしさを感じる構成を検討していたところ、唐草模様が頭に浮かびました。日本でも古くから親しまれている図柄の唐草は、古代文明からシルクロードを渡って日本に伝わったもので、ヨーロッパでもカーテンのデザインで使用されており、その和洋折衷なデザインは、この兜のコンセプトにぴったりでした。
SERIES
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ジャンル多彩な五月人形をご用意しております。
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天賦之兜TENP KABUTO
白を基調に淡いナチュラルな色合いの兜飾り
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YAYA
天使のような我が子の寝顔を表現しました
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タンゴ侍TANGO
置くだけで飾れるコンパクトな鎧飾り
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もののふ童MONONOFU
壹三の愛らしくも勇ましいこども大将たち
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漆黒SIKKOKU
漆黒の艶消し塗装を施した、シックな印象の兜飾り
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Armaduraアルマドラ
アンティーク調を意識した本革仕立ての甲冑
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禅ZEN
艶消しの落ち着きある和のデザイン
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奉納HOUNOU
国宝や重要文化財を忠実に模写した鎧と兜
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戦国名将SENGOKU
戦国時代を生き抜いた名将たちの誇り
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平安道斎HEIAN DOUSAI
ワンランク上のお節句を・・ 純金箔押し仕立ての最高級品
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おぼこ丸OBOKO MARU
丸をテーマに制作した、オリジナルのお節句キャラクター